水晶クラスター・水晶さざれ石の浄化方法

水晶は心と体を清め、魂を純粋な状態へと導く力を持っています。水晶が持つ透明で無垢な輝きは、数あるパワーストーンの中でも際立っています。小さな水晶が集まってできた結晶体である「水晶クラスター」や、きらきらと輝きを放つ「水晶さざれ石」は、悪い気やマイナスエネルギーからあなたを守ってくれるでしょう。

ただし、水晶が持つ本来の力を最大限に受け取るためには、定期的な浄化が欠かせません。ここでは、水晶の具体的な浄化方法を2つご紹介します。

【方法1】水晶をまっさらな状態にする塩・水を用いた浄化方法

天然塩や水の流れを利用して行う浄化には、水晶をまっさらな状態に戻す力があります。塩による浄化は、器に盛った塩の上に水晶を置いたり、塩の中に水晶を埋め込んだりして、丸一日掛けて行います。塩による浄化の後には、太陽光や月光に当てて水晶のパワーチャージを行いましょう。なお、浄化に用いた後の塩は、料理などに利用することはできないため注意してください。

水による浄化は、本来であれば自然の湧き水や清流などで行うことが一番ですが、自宅の水道水や市販のミネラルウォーターなどで行なっても十分な効果があります。水を流して浄化する際は、30分程度水晶を流れにさらしてあげましょう。溜めた水で浄化を行う場合は、水がたっぷり入る器の中に数時間から半日程度水晶をひたしてください。どちらの場合も、浄化が終わったら乾いた布でしっかりと水晶の水気を拭き取る必要があります。

【方法2】パワーチャージを兼ねた太陽光・月光、土を用いた浄化方法

太陽光や月光、土を使用した浄化は、同時に水晶のパワーチャージもできます。太陽光による浄化は、日の出から午前にかけて1時間から3時間程度、日当たりの良い場所に水晶を置いて行います。この時間帯の太陽は最も活力に満ちた力を持っているため、水晶に良いエネルギーを与えてくれるのです。紫外線に弱い石は太陽光での浄化方法には向きませんが、水晶の場合は十分可能です。

月光による浄化は、雲の少ない静かな夜に一晩かけて行ってください。屋外で直接月光に当てる方法が最も良いとされていますが、窓辺で1晩月光浴させるだけでも十分な効果が期待できます。満月の夜、あるいは新月から満月にかけて月が満ちていく期間が、最も浄化に適していると言われています。

土に埋めて行う浄化は、水晶のパワーがなかなか回復しないときに用いられる浄化方法の1つです。自然豊かな土地の土や、神社などの清められた場所の土に、布に包んだ水晶を埋めて行います。

浄化を行う際に気をつけたい点

水晶は、水分や直射日光、塩分に耐性があるため、さまざまな方法で浄化ができます。ただしブレスレットやペンダントなど、身に着けやすいよう加工された水晶を浄化する場合は、金具やゴムが傷まないような配慮する必要があります。

水晶の携帯ストラップを浄化する場合は、一度携帯電話からストラップを外して浄化を行いましょう。携帯電話から出ている電磁波は、水晶に影響を与えるため、水晶が静かに浄化できる環境を作ってあげることが大切です。

ブレスレットやペンダントなどの水晶を浄化する場合は、汚れをきちんと落としてから浄化を行ってください。汚れがひどい場合は、ぬるま湯で優しく洗ってから柔らかな布やタオルで拭き、しっかり乾かします。洗うほどではない小さな汚れ（指紋など）なら、眼鏡拭きなどの柔らかな布で丁寧に拭くだけで構いません。

そもそも浄化とは、水晶が本来持っているパワーを取り戻すために行うものです。水晶が喜んでくれるよう、丁寧に扱う姿勢が大切です。

おわりに

水晶が本来のパワーを発揮できる状態を保つためには、定期的な浄化が欠かせません。週に1度、あるいは月に1度と、浄化のタイミングをきちんと把握しておくことが大切です。また、定期的な浄化以外にも、必要と感じたタイミングでの浄化を行うとなお良いでしょう。