彼氏が結婚したがる…好きだけど結婚したくないときのかわし方

女性の夢と言われるロマンチックなプロポーズも、タイミングによっては受け入れられないかもしれません。付き合っている彼といずれ結婚するつもりはあっても、今は結婚する気になれない場合もあるでしょう。何とか上手に恋人に伝えるしかありませんが、伝え方によっては破局に向かってしまうこともあります。では、どのように返事をすれば良いのでしょうか。

今回は、好きだけど結婚したくないときのかわし方をご紹介します。

理由を明確に、正直に話す

プロポーズを受け入れられない場合は、今は結婚を考えられないことを正直に伝えることが一番かもしれません。結婚願望の強い男性は、女性も同じように結婚することを望んでいると考えがちです。女性側の都合にまで考えが及ばず、付き合ってすぐにプロポーズするケースは少なくありません。

仕事を頑張りたい、夢を実現させてから結婚したいなどの考えを正直に彼に伝え、少し待って欲しいと伝えてはいかがでしょうか。結婚に向けて盛り上がっていた彼氏も、女性にも都合があることを理解してくれることでしょう。

理由を曖昧に伝えてしまうと、男性が「自分とは結婚したくないのか」と考えを巡らせてしまい、すれ違いが生まれる原因になりかねません。「いつかはあなたと結婚したいと思っているが、そのタイミングは今ではない」と理解してもらうことが大切です。

期限を決めて待ってもらう

ただ漠然と結婚を待って欲しいと言っても、彼氏の不安を募らせてしまうだけです。もし仕事に打ち込みたい期間や、気持ちの整理をつけるまでの期間が決まっているなら、期間を明確に伝えておくことをおすすめします。いつになるかわからない約束は、自分にとってもあまり気持ちが良いものではありません。

自分が臨む半年後、1年後の彼との関係や仕事の状況も想定し、伝えてはいかがでしょうか。何となくお茶を濁す様な回答でなく、具体的な計画を伝えることにより、真剣に彼と向き合っている姿勢が伝わるはずです。

また、何歳になるまでは結婚したくないという明確な意見がある場合も、正直に相手に伝えましょう。たとえ付き合いが長くても、早すぎる結婚に女性が尻込みしてしまうことは仕方がありません。社会人になりたての頃など、外の世界に目が向いているときは結婚に興味がもてない場合もあります。何歳までに何をしたいという明確な意思がなくても、今は考えられないという方は年齢を期限として相手に伝えてみる方法もあります。

2人の将来設計を話して問題をすり替える

プロポーズに対してイエス、ノーをはっきり伝えず、2人の将来について話し合うことで相手に「自分との結婚を考えている」という安心感を与えられます。子どもは何人欲しい、どの地域に住みたい、女性は仕事を続けるべきかどうかなど、結婚前に話しておいた方が良いことはたくさんあります。

両親の介護や親戚関係、金銭感覚などについて話し合い、お互いの理解を深めておくこともおすすめです。もし、話し合いの段階でどうしても受け入れられない条件があった場合は、彼とは今後も結婚できないことを早めに伝えた方が親切かもしれません。

結婚には、お金の問題をクリアすることも必要です。結婚式に必要な予算、新居と家具、車など2人の新生活に必要な予算をはっきりさせ、目標額が貯まってから改めて話し合おうと提案する方法もあります。

プロポーズした段階では結婚に向けて舞い上がっていた彼氏も、現実的な問題を直視することでクールダウンできるはずです。将来のことを考えている姿勢を示しつつ、肝心の結婚についての明確な答えを出さずにはぐらかすことができるため、男女問わずにおすすめできる方法です。

おわりに

「プロポーズは嬉しいけど、心の準備ができていない」というケースは珍しくありません。「結婚はタイミング」という言葉があるように、結婚したいと思える時期は自然にやってくるものです。望むタイミングで結婚するためには、考えを明確に伝える必要があります。返事を待ってもらう場合は、勇気を出してプロポーズしてくれたことに対する感謝の気持ちも相手に伝えましょう。