守護霊とは？自分の守護霊と交信してメッセージを受け取る方法

人間一人一人には先祖にまつわる守護霊がついていて、自分を守ってくれている、という話を聞いたことのある人は多いのではないでしょうか。一般的には、守護霊は目には見えないものの、常に私たちにメッセージを送っているといわれています。

今回は、守護霊と交信してメッセージを受け取る方法をご紹介します。自分の守護霊と交信できれば、きっとありがたい導きを得られるでしょう。

守護霊とは

守護霊とは、人間の背後について見守り、人間の霊的な成長を導く存在です。守護霊の多くは、霊的な波長が自分と近い先祖に由来があるとされています。しかし、自分の霊的なレベルが上がると、人生の途中で守護霊が変わり、自分のレベルに応じた霊性の高い守護霊がつくケースもあるとされています。

霊界では、すべての霊が守護霊になれるわけではありません。霊界で修行を積み、霊性を高めることで守護霊になります。さらに守護霊は、人間を守護することでさらに霊性を高めていきます。私たち人間を成長に導くことは、守護霊にとっての修行でもあります。

守護霊は純粋な利他性に満ちています。守護霊は、見返りを求めることなく、私たち人間を我が子に対する深い愛情で見守ってくれる、親のような存在だといえるでしょう。

守護霊からのメッセージを受け取る方法

守護霊は日々、私たちにメッセージを送り続けてくれています。そして守護霊からのメッセージは、突然のひらめきやインスピレーションとして受け取られます。守護霊からのメッセージを的確に受け取るためには、霊的レベルや直感力を向上させ、こちらから守護霊に対して働き掛ける必要があります。

【1】生活態度を正す

掃除をする、丁寧な言葉遣いを心掛ける、服装に気を配るなどして、清らかな生活をしましょう。守護霊が導きがいを感じ、メッセージを与えたくなる土台を整えます。

【2】「我」を捨てる

「我」を捨てることを心掛けましょう。先述した通り、守護霊は「世のため人のため」の思いでメッセージを送ってくれています。そのため受け取る側が自己中心的では、せっかくのメッセージにも気づくことができません。心の中に自分勝手な思いがあると感じたら、少しずつでも捨てていきましょう。守護霊からのメッセージはもっとも「我」を忘れている瞬間に、ぴんとひらめくようにして訪れます。

【3】利他的な心を示す

「我」を捨てることとつながりますが、利他的な心を具体的な態度で示しましょう。効果的な実践方法の1つが、無心に仕事や家事をすることです。一生懸命に物事に取り組んでいるときは雑念もなく「我」を忘れている状態になります。そして守護霊はあなたが他人のためになる行動をしていることを見ています。利他的な心を持つあなたを良い方向に導くメッセージをきっと送ってくれるでしょう。

【4】守護霊に日頃の感謝を伝える

まず、静かな気持ちで守護霊にあいさつの言葉と日頃の感謝の気持ちを伝えます。このとき、実際に声に出すことが重要です。言霊という表現があるように、言葉には霊的な力があるためです。

【5】願いごとを口にする

次に、できるだけ具体的に願いごとを声にして言います。守護霊にとって私たちは子どものような存在ですから、少し甘えるような気持ちでお願いします。直感力が鍛えられていたら、「わかりました」と守護霊に聞き入れてもらえたことも感じられるでしょう。

【6】成就に向けて行動する

そして、願いごとを叶えるために何か努力をしましょう。どんなことでも構いません。守護霊は私たちの努力している姿を見て、「こんなにがんばっているから願いごとを叶えてあげよう」と思ってくれるでしょう。

おわりに

いかがでしたか？守護霊からメッセージを受け取ることができると、今までできなかったことがある瞬間から急にできるようになったり、ファッションやインテリアなどを突然イメージチェンジしたくなったりします。また、大きな出会いや別れ、再会に直面して人間関係ががらりと変わったり、ハプニングが起こって環境に変化が起こったりすることもあります。そうした場合には、ただ現状を静観せず、守護霊が何らかの導きを示してくれているということを意識して行動を起こしたり、決断したりするようにしましょう。

守護霊と人間は二人三脚で歩んでいくといわれます。世のため人のためという心を忘れず、直感を研ぎ澄ませて守護霊と思いを交わし合えば、自分のためにもなる正しい道へと進めるでしょう。ぜひ実践してください。