離婚したいほど好き…結婚しているのに好きな人ができた時に知っておきたい既婚者の片思いのリスク

「夫と離婚したいほど大好きな相手ができてしまった」そんな時、どうしたら良いのでしょうか。最初は少しドキドキしたり気になったりする程度だったにも関わらず、いつの間にか彼にどっぷりハマってしまっていた、という経験がある方もいるのではないでしょうか。

しかし、既婚者の片思いには当然ながらたくさんの障害が待ち受けています。もしも夫以外の男性と恋愛してしまった場合、どのようなリスクがあるのでしょうか。

今回は、結婚しているのに好きな人ができてしまった場合に知っておきたい、既婚者の片思いのリスクについてご紹介します。

「スリル」の魅力から抜け出せなくなってしまう

夫がいるにも関わらず別の男性を好きになってしまう理由としては、平凡な毎日に刺激を求めているということが考えられます。特に、夫との関係がマンネリ化しているとその傾向は顕著だと言われています。

一生を誓い合った夫以外の男性を好きになることは、いわゆる「禁断の恋」です。そのため、もちろん多くの危険が付きまといます。しかし平凡な日常に嫌気が差している妻にとってはそれがスリルとなり、この上ない刺激となるでしょう。一度このスリルを味わってしまい、やみつきになってしまったという方も大勢います。そして刺激を求めて夫以外の男性を好きになる頻度が増すこともあるようです。倫理観がゆがみ、スリルという泥沼の魅力から抜け出せなくなってしまうことが1つ目のリスクと言えるでしょう。

正しい判断ができなくなってしまう

夫以外の男性に目がいってしまう理由としては、前のトピックで述べた通り夫婦関係がマンネリ化してしまっているケースが考えられます。この時点で何らかの策を講じることができれば、夫婦関係が改善されて再び幸せな夫婦生活を営むこともできるかもしれません。

しかし、この段階で別の男性を好きになってしまった場合には、家庭をかえりみることを忘れてしまう場合もあります。仮に現在の夫婦生活をこのまま続けていくことが自身の幸せに直結しているとしても、夫以外の男性を好きになっている状態では、正しい判断ができなくなることもあるでしょう。本来であれば家庭を第一に考えるべきところを、つい好きな彼を基準に考えてしまうことがあるかもしれません。このように、正しい判断ができずにぶれてしまうことが2つ目のリスクです。

バレてしまった場合失うものが多い

夫以外の男性との恋愛がバレてしまった場合、例えそれが片思いであっても多くのものを失う恐れがあります。

1つ目は自分の家庭です。すでに夫婦生活が冷め切っていた場合にはそれほどの損失にならないかもしれませんが、子どもがいる場合にはそうもいきません。離婚によって子どもと離れて暮らさざるを得なくなる可能性もあるでしょう。

2つ目は信用です。家族からの信用はもちろん、例えば片思いの相手が職場の同僚であった場合、周囲の人々からの信用まで失う恐れがあります。その後仕事がしづらくなるのはもちろんのこと、場合によっては退職にまで追い込まれるパターンも考えられます。

また、夫以外の男性に恋をしていることが近所の人にバレてしまった場合はどうでしょうか。近所の人からの信用を失うのはもちろん、常に好奇の目にさらされることになるかもしれません。引っ越しを余儀なくされる場合もあるでしょう。

3つ目はお金です。他の男性に恋をしていることが夫にバレて離婚する場合、夫から慰謝料を請求されるケースがあります。決定的な証拠をつかまれている場合は慰謝料の支払いは免れません。裁判で争うにしても、それ相応の費用がかかってしまいます。

おわりに

夫がいるのに好きな人ができてしまった時に、ぜひ知っておきたい既婚者の片思いのリスクをご紹介しました。誰かを好きになること自体は大変素敵なことです。「好きな人がいるからこそ女性は輝ける」という意見もあるくらいです。しかし、結婚している場合の恋は今回ご紹介した通り数々のリスクを背負うこととなります。そのリスクに見合う恋なのかどうか、一度冷静になって考えてみても良いかもしれません。