W不倫の悩みを相談したいときに頼るべきもの3つ

恋愛でうまくいかないことがあるときは、「友人に話してすっきりする」と考える方は多いと思います。そうは言っても、他人に大っぴらには言えない恋愛、たとえば不倫についてはそう簡単に相談することもできません。不倫、それも自分と不倫相手の双方とも既婚というW不倫ともなれば、ますます相談しづらいかもしれません。しかし、人に言えない恋ほど相談したいことは山ほどあるのではないでしょうか。

そこで、この記事ではW不倫の悩みを相談したいときに頼るべきものを3つご紹介します。積もり積もった心のモヤモヤや不安などを、思いっきり吐き出してみてはいかがでしょうか？

電話・メール相談やインターネットの掲示板などで相談する

人に知られてはならない不倫の相談は、できれば匿名で行いたいものですよね。そこで活用できるのが、国や地方自治体・NPO（非営利組織）・弁護士法人などが行っている無料電話相談やメール相談、それからインターネットの掲示板などです。

実名を伏せたままで利用でき、状況や経緯、相手との関係を詳細に話すことができる点が魅力です。

相談窓口にもよりますが、電話であればプロの相談員が話を聞き、アドバイスをしてくれます。基本的に相談員から名前を聞かれることはありませんし、話したくないことがあれば無理に話さなくてもかまいません。

また、インターネットの掲示板であれば1度にたくさんの人に広く意見を求めることができます。同じ境遇にある人もたくさん書き込みをしているため、「私も同じ！」とうなずけることも多いでしょう。ただし、場合によっては心ない中傷を受けることもあるため、そうしたリスクも認識しておく必要があります。

相談において重要だと言われているのが、共感してもらうことです。W不倫の悩みを相談し、共感してもらうだけでも心が軽くなるのではないでしょうか。

不倫相手と関係のないコミュニティーの友人に相談する

電話やメール、インターネット掲示板などを使って匿名で相談する方法も良いのですが、自分自身のことを知っている友人にも話を聞いてほしいと思っている方もいるのではないでしょうか。

W不倫の悩みであっても、親身になって話を聞いてくれる友人がいるならそれでも良いと思います。しかし、絶対に守るべきことが1つだけあります。それは、不倫相手やその家族、または自分の夫と同じコミュニティー内にいる友人には相談しないことです。万が一にでも秘密が周囲に伝わるようなことがあれば、自分も不倫相手も取り返しのつかないことになってしまいます。

また、もしも不倫のうわさが立ってしまった場合、友人との関係も壊れてしまいかねません。友人に「絶対話していない」と言われても、そのような危機的状況に立たされれば、多くの人が疑心暗鬼になってしまうのは目に見えています。

人の口に戸は立てられないため、さまざまなリスクを考慮すれば、やはり知人には打ち明けないことが賢明です。どうしても友人に相談したいときは、不倫相手とはまったく関係のないコミュニティーにいる方を選ぶようにしましょう。

慰謝料などの問題が生じた場合は弁護士事務所や日本司法支援センターへ

不倫は、日本の法律において不貞行為と呼ばれています。刑事責任に問われることはありませんが、民法では離婚の原因にあたるとされています。自分の配偶者、もしくは不倫相手の配偶者に訴えられた場合、高額な慰謝料を請求される可能性も考えられます。

万が一不倫関係がバレてしまった場合やバレているかもしれない場合は、プロに相談するというのも1つの方法です。一部の弁護士事務所などでは、無料で電話相談を受け付けているところもあります。今後の適切な対応についてアドバイスをもらいましょう。

おわりに

W不倫に悩んでいる場合は、電話やメール、インターネット掲示板、不倫相手とまったく関係のない友人、専門家を頼ることができます。W不倫の悩みを誰にも相談できずに1人で抱え込んでしまうと、心にも体にも毒になってしまいます。そうならないためにも、今回ご紹介した方法を参考に、ぜひ自分に合った方法で誰かに相談してみてください。