結婚すると、これまでの生活環境や人間関係などが大きく変わります。義理の両親との関係や夫の転勤に伴う引っ越しなど、さまざまな環境の変化に対応しなくてはなりません。
また結婚は、他人同士が家族として一緒に生活することになるため、価値観や生活リズムの違いで思いがけないストレスがたまってしまうことがあります。そのため、「結婚したのに幸せじゃない…」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。今回は、結婚して幸せになるために必要なことについてご紹介します。
意見の食い違いから夫婦喧嘩が絶えず、辛い思いをしている方もいると思います。幸せな結婚生活を送るためには、どんなに怒りを感じていてもまずは相手を尊重することが大切です。
けんかの最中、自分の意見ばかり押し付けて、相手の意見を頭ごなしに否定してはいませんか?自分の意見ばかり主張していては、話し合いはいつまでたっても平行線のままです。時には相手を尊重し、歩み寄る姿勢を見せましょう。
自分の意見を聞いて欲しい場合、まずは相手の意見にも耳を傾けるよう心掛けてください。夫の意見を聞くことによって相手の心に余裕が生まれ、自分の意見も聞いてもらえるはずです。
時間を掛けてお互いの考えを話し合うことによって、2人の絆を深めることができるでしょう。
自分は家事や料理を頑張っているのに夫は何もしてくれないと、相手に見返りを求めてイライラしてしまう方も多いと思います。夫が家事に協力的でなかったり共働きだったりすると、負担が大きくストレスを感じてしまいますよね。
しかし、相手に見返りを求めてばかりだと不満がたまる一方で、自分自身を苦しめてしまう恐れがあります。では見返りを求めてしまう場合は、どうすれば良いのでしょうか。
見返りを求める心とうまく付き合うためには、心に余裕を持つことが大切です。自分自身が満たされていないと、どうしても相手に見返りを求めてしまいます。
心に余裕を持つためには、自分の生活を充実させましょう。例えば、パートなどを始めて経済的な余裕を作ったり、習いごとを始めて交友関係を広げるなど、自分の生活を満足なものになるよう工夫してください。生活に潤いを与え心に余裕を持つことが、見返りを求めない心につながるのです。
長く一緒に暮らしていると意見や価値観の違いから、不満の1つや2つは出てくるものです。しかし、不満を心の内だけにとどめておくと、想像以上にストレスがたまってしまいます。そのためささいなことでも、不満に感じたことは定期的に相手に伝える必要があります。
不満を相手に伝える際は、その伝え方に注意する必要があります。
まず、不満に感じていることがあっても感情的にならないように気を付けてください。責めるような言い方をしては、相手は聞く耳を持ってくれません。
「家事を手伝ってくれると助かるな」「休日に一緒に出掛けられたら嬉しい」など、優しい言い方になるよう注意してください。
また、どのようなことが不満に感じるのかを具体的に伝えましょう。感情論だけを伝えても、相手は何を求められているのか理解することができません。相手に不満を伝える前に、伝えたいことをきちんと整理しておきましょう。
結婚して幸せになるために必要なことをご紹介しました。結婚したからには、誰しも幸せになりたいものですよね。幸せになるためには、まず相手の意見や気持ちを尊重することが大切です。また、ささいなストレスや不満もためないように気を付けてください。定期的に話し合いの場を設け、結婚生活をより良いものにしましょう。